株式会社ハイパー

活用アップの鍵を握る、担当者の“散りばめられた工夫”とは。

ITサービス事業

課題
教育のバラつき/研修成果の確認、評価への紐づけができていない。
対象
全社員

“ユーザーニーズ実現企業”という経営理念のもと、法人のお客様を対象にコンピュータ本体やソフトウェア、周辺機器などを販売する「ITサービス事業」を中核にビジネスを展開している株式会社ハイパー様。顧客企業に対するソリューションビジネスとして、ネットワーク環境の構築やWebサイトの制作、さらに、アスクル株式会社様が取り扱う業務用品の代理店業務など、顧客ニーズに合わせたトータル・ソリューションを提供することで、お客様満足度の向上に取り組まれています。

一過性の教育から脱却し、一貫した教育を定期的に受けさせたいという目的のもとSmart Boardingを活用いただいておりますが、そもそもSmart Boardingを導入された背景にはどのような想いがあったのか、今ではどのように活用されているのか、ユーザーに“Smart Boardingを使おう”という気持ちになってもらうための工夫等、営業戦略室の河野様、宇野様にお話を伺いました!

この事例のポイント

  • “一過性の教育から脱却“で評価への連動ができた

    人によって受けている研修のバラつきがあること、研修をした成果が見えづらいこと、同じ軸での評価ができていないことに疑問を感じていました。一過性になってしまっていた教育から脱却し、社員がやりたいと思った時にやりたい研修を受けてもらえることがSmart Boardingを導入して得た大きな成果です。

  • 活用アップの鍵は“可視化”にあった

    社内でSmart Boardingファンの人がいます。その方の上司に話を聞くと、「趣味のようにSmart Boardingを見ているよ」と言われました。その方の“学ぶ姿勢を可視化”することができてよかったなと思っています。

  • 目指すは組織内での“共通言語化”

    自社で毎年作成しているスローガンのように、Smart Boardingで研修を行っている内容も“共通言語”として、社内で誰もが同じ認識で使えるようにしていきたいと強く思っています。

Smart Boardingなら社員教育の課題を解決できます!

利用者の声

“一過性の教育からの脱却“で評価への連動ができた

―「Smart Boarding」の導入を決意した背景、導入前の課題を教えてください。

河野様

新型コロナウィルス感染症の流行があり、オンラインでの教育が必要だったということも背景としてはありますが、Smart Boardingを導入した一番の理由は「一過性ではなく、一貫した教育を定期的に受けさせたいと思ったから」です。

Smart Boardingの導入前にも、外部講師を招いた集合型研修や他のEラーニングサービスを使用していたことがありましたが、入社年度によって、この研修は受けている・受けていないなどのバラつきがあったり、受講する内容が人によって異なっていたり、統一感のある教育ができていないことが課題でした。

また、年に1度や2度、研修に参加をしてもらったとしても、その研修が終わった後の成果を追うことができないというのも改善したい部分でした。どうしても研修を受けてもらいっぱなしで終わってしまっていて、研修受けた結果どうなったのか、実際に現場で活かせているのか、というのが計測しづらい状況でした。

―「Smart Boarding」を導入して得られた変化はありますか。

河野様

一人一人を同じ軸で評価することができるようになりました。
社歴や等級に応じたコースを配信し半期ごとに学習をしてもらっているので、受講状況をボーナス査定項目の一つにしたり、今年も参加した全国統一育成力WEBテストで前回よりも点数が良かったなどがわかったりするので、やはり、同じ物差しで成長度合いを測ることの重要性を実感しています。

また、実際に私が同行した営業パーソンで、もう少しビジネスマナーを学んでほしいと感じる場面があり、Smart Boardingでそのメンバーに向けてビジネスマナーコースをそのメンバーに配信しました。本人には「特にこの部分を学んでね」とは伝えず受講してもらいましたが、恐らく自分はどこができていなかったのだろうというのを確認しながら学習していて、きっと二度と同じ間違いはしないだろうなと思います。

社内で会話をする中でも、少なくとも私は「Smart Boardingでこの場面載っていたよね」や、PowerPointの使い方がよく分からないという話が出たときには「Smart Boardingに載っているからこれを見ればいいじゃない」といった話をするようにしています。社員が学びたいと思った時に、いつでも同じ研修を受けてもらえるようになったのも大きな成果です

活用アップの鍵は“可視化”にあった

― Smart Boardingをどのように活用されていますか。

宇野様

階層別のコースと商品知識に関するコースの2つをメインに配信しています。

階層別コースは社歴・等級に応じて、半期ごとに学習してもらうコースを配信しています。コースの中にはオンライントレーニングやレポート、理解度を図るテストも作成し入れています。

― 階層別コースの受講率を上げるために工夫されていることはありますか。

宇野様

例えば、マネジメントのコンテンツで学んだ褒め方を実践しているメンバーがいたら、「○○さんがこのコンテンツ通りに褒めてくれていますよ」といった内容を社内チャットで発信してみました。

あとは、月間の受講時間ランキングを見てすごく勉強しているなと思う社員には「どんなコンテンツに興味があって、見ているのですか」と直接聞きに行くこともあります。もちろん学習進捗で履歴は見ることはできますが、あえて本人に聞きに行くことで周りの人たちに“この人沢山勉強しているんだ。自分もやらないと”という意識を高めてもらえるようにしています。

― 商品知識コースの配信を始めたきっかけ、具体的な配信内容を教えてください。

宇野様

弊社はIT商品の販売を行っていますが、メーカーさんとは違い取り扱っている商品は1つではなく、お客様の要望に合わせて様々な商品の中から提案を行う必要があります。そのため、商品に関する勉強会もとても多いです。

勉強会を実施した直後は、「売ってみよう」という気持ちになりますが、いざお客様に提案しに行く場面になると、勉強会の内容をほとんど覚えていないことが以前私自身にもあったので、その状況を変えたいと思いSmart Boardingに自社コンテンツとしてアップする取り組みを始めました。

具体的に行ったことは、集合型で営業メンバーを集めて開催していた研修スタイルを辞め、私や同じ営業戦略室のメンバーのみに勉強会を実施してもらう形に変更。その内容を撮影し、Smart Boardingにアップし営業メンバーには自分の好きな時間にみてもらうようにしました。

かつ、これまで1時間実施していた勉強会を1つの動画が15分以内となるように「会社の強み」、「料金体系」、「競合他社」等に分けて配信することで、営業に行く前の隙間時間でポイントを押さえて見てもらえる・振り返りしてもらえる工夫をしています。

また、動画に合わせて、必要な資料も添付しています。これまでは勉強会で資料が配布されても机の中に閉まったまま、どこにあるのか分からなくなってしまっていたので、実際に営業に行く際に資料を探す手間を削減できるようにしています。

150名ほどの営業メンバーが勉強会の時間に合わせて集まる必要もなくなり、自分の好きな時間で動画が見られるというのはすごく便利に使わせてもらっています。

さらに、商品知識コースにも営業の理解度を図るテスト、アンケートを入れています。アンケートでは「動画自体の分かりやすさ」の確認、「もっとこんな勉強会をしてほしい」という意見を集めて、協力してくださったメーカーさんに受講者の声としてフィードバックするようにしています。

目指すは組織内での“共通言語化”

― 今後、Smart Boardingをどのように活用していきたいですか?

河野様

Smart Boardingで研修を行っている内容が“共通言語”として使われるようになってほしいです。
先輩から後輩、マネージャーから部下といった様々な教育の場面があると思いますが、その時に共通言語として話せるようになっているといいなと思います。

例えば、弊社は毎年スローガンを作成していますが、今年は“コン・コン・コン”というスローガンです。他の人が聞いたら何か分からないかと思いますが、社内では「“コン・コン・コン”のコンでしょ」の一言で通じるので、話が早いです。このスローガンのように、Smart Boardingで出てくるものも教育共通言語化したいというのが一番大きな想いです。

宇野様

教育を共通言語化するための施策として、今後は全国統一育成力WEBテストをマネージャーにステップアップするための一つの指標として打ち出していきたいです。

今年は課長クラス以上のメンバーは必須参加にしました。大会議室に受講者全員を集め受講してもらったので、緊張感をもってテストに臨んでもらえました。Smart Boardingの内容を共通言語として活用していくにあたっても、日々の会話の中でまずはマネージャーに率先して使っていってもらうことが仕事の効率化にも繋がると思います。

いつも触れているSmart Boardingのコンテンツで、かつ半期に1度受講している内容も含まれているので、1年間の成果として自分自身の成長度合いを測ることができるのと、結果シートで全国順位が分かるという楽しみもあるので、今後は一つのイベントとして確立していければいいなと考えています。

 

―貴重なお話、ありがとうございました!

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