瑞穂市役所

他自治体より入職したメンバーから「前の職場より研修制度が整っている」と嬉しい言葉が!

地方公務(市役所)

課題
新入職員が継続的に学べる環境がない
対象
新入職員

岐阜県南西部に位置する瑞穂市役所様。現在(※1)人口およそ5万6000人で、全国的にみても珍しい、人口が増加傾向にある自治体です。平均年齢が非常に若く、名古屋までのアクセスも良いため転入者も多いそうです。また富有柿発祥の地として知られており、柿をモチーフにしたマスコットキャラクター「かきりん」がいます。
今回は研修担当である森川様、実際に受講している新卒職員の木村様に「Smart Boardingを導入いただいた背景」「どのように活用しているか」「おすすめのコンテンツ」等、お話を伺いました。
※1 インタビュー当時

この事例のポイント

  • 新入職員に継続的&アウトプットできる学びの機会を提供したい

    市役所に入職すると研修センターで受講する2日間の研修で終わり、継続的に学んだり自らアウトプットできる機会はありません。そのため社会人として必要なスキルをブラッシュアップしたり、実践するのはなかなか難しいです。私たち受け入れる側も継続的にアウトプットできる学びの機会をつくりたいと思い、検討を始めました。

  • 隙間時間で動画視聴→レポート提出→人事からフィードバックのサイクルで活用!

    Smart Boardingを4月に入職した職員の育成に、5月~10月の6か月間で利用しています。2~3週間に1回私が選んだ動画を視聴していただき、視聴後レポートも提出してもらっています。また「フィードバック」を通じて双方向でコミュニケーションを取りながら学ぶ環境にしていきたいと思い、フォローメールを送っています。

  • 他自治体より入職したメンバーから「前の職場より研修制度が整っている」と嬉しい言葉が!

    他自治体から転職いただいた方に「前の職場よりも瑞穂市役所の研修が充実している」という嬉しい言葉もいただけました。また提出いただいたレポートには動画の感想だけでなく「相談」もいただけるようなりました。直接同僚や上司に話しにくいことも私に相談いただければ、不安や疑問を少しでも一緒に解決できます。自部署以外で相談できる場所ができたのは良かったです。

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利用者の声

新入職員に継続的&アウトプットできる学びの機会を提供したい

― Smart Boardingを導入された当時抱えていた課題やきっかけがあれば教えてください。

森川様(人事)

新しく入職した職員に「継続的な学習の機会」と「インプットだけでなくアウトプットまでできる学び」が必要であると感じたためです。

 

市役所に入職すると研修センターで受講する2日間の研修で終わり、継続的に学んだり自らアウトプットできる機会はありません。そのため社会人として必要なスキルをブラッシュアップしたり、実践するのはなかなか難しいのです。

 

しかし、入職いただいてから6カ月は条件付採用期間と呼ばれ、私たち受け入れる側もしっかり面倒を見る=新入職員が学べる環境をつくるべきです。そこで検討を始めました。

– 数あるサービスの中で、Smart Boardingをお選びいただいた理由を教えてください。

森川様(人事)

1番は、Smart Boardingが「アウトプット」を重視したコンセプトであったことですね。同時に、1つ1つの動画が15分前後の短時間で学べるマイクロラーニングができるという部分も良いなと思いました。業務の隙間時間にも見ることのできる長さですよね。

隙間時間で動画視聴→レポート提出→人事からフィードバックのサイクルで活用!

― Smart Boardingをどのように活用されていますか。

森川様(人事)

Smart Boardingを4月に入職した職員の育成に、5月~10月の6カ月間で利用しています。2~3週間に1回私が選んだ動画を視聴していただき、視聴後レポートも提出してもらっています。最初の年は、都度どのコンテンツが適切かを検討していましたが、2年目の今年は配信のスケジュールをより大まかに設定しています。

 

実際に配信した内容は、「若手の頃学んでおくと良いもの」「メンタルヘルスケア」「ビジネスマナー」などですね。特に「ビジネスマナー」のコンテンツは人気があり、何度も視聴するメンバーもいます。社会人1年目で市役所の窓口に立つため、「どのような敬語を使えば良いか」「電話応対でどのように表現すればいいか」と悩むことがあります。そういうSmart Boarding の短い動画で見直して、改善できるのが良いそうです。

 

▼森川様からの視聴依頼の実際のメール(一部抜粋)

 

 

 

木村様(受講者)

新人でまだ1人でできる仕事が少ないため、業務の合間の数分で Smart Boarding の動画を見ています。先程森川さんもおっしゃっていたように、入職した瞬間から電話応対や窓口業務が求められます。しかし2日間の研修センターの学習だけではその場で忘れてしまったり、何度もインプットをすることはできません。ですので何度も繰り返し動画を見て、学び直しのできるe-ラーニングはとても良いなと思っています。私はノートにメモをすると覚えられるタイプなので、メモしながら何度も繰り返し見ています。

 

何も経験のない状態で社会人になるため、早く役に立てるように自ら学ぶ必要があると感じました。社会に出ると誰かが教えてくれる訳ではなく、自ら行動しなければ何も得られないと思います。ですので、まず Smart Boarding の動画を積極的に視聴し、実践していこうと考えています!

 

― 今年で2年目のご利用になりますが、新たに工夫している点はありますか?

森川様(人事)

①配信内容のアップデート②フォローメールの2点を工夫しました。

 

①配信する内容については、飽きることなくバランスよく学べるように配慮しています。似たような内容ですと飽きてしまうメンバーもいると思うので、例えばビジネスマナー(基礎的な社会人スキル)⇒7つの習慣のコンテンツ(自己啓発の内容)⇒コンプライアンス(絶対に知っておいてほしい知識)のように多様なテーマを組み込んでいます。

 

特に1年目に人気のあったコンテンツは、2年目ではよりスピーディに受け取れるように配信の順番を工夫しています。参加者に飽きずに興味を持ってもらえるようなスケジュールを立てています。

 

 

② 「フォローメール」を通じてフィードバックができるよう意識しています。

 

動画を視聴後にレポートを提出していただいており、そのレポートを読みながら、どのような内容を伝えるかを考えています。これまでは視聴・レポート提出という一方通行の学びになっていました。しかし今年からは「フィードバック」を通じて双方向でコミュニケーションを取りながら学ぶ環境にしていきたいと思い、フォローメールを送っています。動画から新入職員の皆さんに知っておいてほしい内容や理解しておいてほしいことを意識して記載しています。

 

▼森川様から実際のフォローメール(一部抜粋)

 

― 受講者としての視点で、木村様の中で「これ良かったな」ということはありましたか?

木村様(受講者)

視聴後レポートの中に「業務の中で困っていることがあれば相談してください」とあるのですが、それがとても助かっています。

 

動画の感想・今後の目標ももちろんレポートには記載しますが、それ以外に業務の中での悩みを書いてもいいんです。すごく些細なことでも気兼ねなく相談して良いので、不安や疑問を送りやすいんですよね。そういう機会はなかなかないのでとてもありがたいですし、相談できる人がいるのは安心します。

他自治体より入職したメンバーから「前の職場より研修制度が整っている」と嬉しい言葉が!

― Smart Boardingを活用して感じる効果、具体的なエピソードはありますか?

森川様(人事)

もちろんです、2点あります。

 

①Smart Boardingが新入職員とのコミュニケーションツールになっていることです。

 

木村さんも話してくれましたが動画の感想だけでなく「相談」もいただけるようになったのは効果の1つだと思います。直接同僚や上司に話しにくいことも私に相談いただければ、不安や疑問を少しでも一緒に解決できます。ずっと悩み続けるのは良くないので、自部署以外で相談できる場所ができたのは良かったです。また受講後のレポートには、感想や「今後はこうしたい」「次回はこう改善したい」といった今後の目標も書いてもらっているので、新入職員の学びや変化を実感できます。

 

②他自治体から転職いただいた方に「前の職場よりも瑞穂市役所の研修が充実している」という嬉しい言葉をいただけたことです。実は研修担当は私一人なので、やっていることが合っているのが正直悩みながら進めています。このSmart Boardingの活用がうまくいっているとわかり、嬉しかったですし引き続きブラッシュアップしていきたいです。

 

そして、ゆくゆくは自治体に勤める若手の離職率低下にも貢献したいです。市役所においてもOJTでの教育がメインなのですが、「見て覚えてね」というスタンスも多くあります。でも社会人知識・スキルも十分でない新入職員にとって見て覚えるだけでは足りませんし、市役所側から継続的なアプローチが必要です。入職1年目にしっかり学んでいってもらい、まずは基礎的な知識・スキルを身に着けてほしいです。最終的には成長して瑞穂市役所を支える人財になってほしいですね。

ぜひ Smart Boardingを使い倒してほしい

― 今後、Smart Boardingをどのように活用していきたいですか?

森川様(人事)

来年はフィードバックの機会を増やしていきたいですね。フォローメールは今年取り組んだばかりで、まだ十分にできていません。新入職員の学びを深くしていくためにも、こちらからのアプローチはより積極的に行っていきたいです!

― 来年、入職される皆様にメッセージをお願いいたします。またSmart Boardingの中で「この講座が良かった!」というコンテンツもあれば教えてください!

木村様(受講者)

先ほどお話したことと重なりますが、社会人になったら自ら学ぶことが重要です。学べる環境がSmart Boardingにはありますし、森川さんという安心できる教育担当の方もいます。とことん動画を見てほしいですし、ぜひサービスを使い倒してほしいですね。

 

①『7つの習慣』の中の”信頼口座”です。私が所属する税務課では市民からの信頼をいただくことが非常に重要です。このコンテンツから常に信頼を得るための努力を怠らないようにすることを学びました。

 

②18本の短い動画がまとまった”ビジネスマナーコース”も非常に役立ちました。特に敬語・丁寧な表現は何度も見ました。他にも「好感」をもってもらうにはという動画があって、この内容も良かったです。多様な人々とコミュニケーションを取る中で、以前より自分に話しかけてくれる・気にかけてくれる人が増えたと感じています。

 

▼ビジネスマナーの動画(一部抜粋)

 

 

―貴重なお話、ありがとうございました!

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