DOLPHIN・DREAM.株式会社

社内&社外の2軸から学べる機会をつくることで、”個人の集団”から”自走できるチーム”を目指していきたい!

放課後等デイサービス事業

課題
”個人の集団”から”自走できるチーム”をつくりたい
対象
全社員

100年後の未来のこどもたちの笑顔のために、「癒し」と「教育」で日本中を笑顔でいっぱいにしよう!という経営理念のもと、放課後等デイサービス事業を展開するDOLPHIN・DREAM.株式会社 様。放課後等デイサービス事業では障がいを抱える子供たちに、日常生活上の支援や訓練、運動遊び、学習サポートなど学校や家庭と連携して、お子さんが成人になるまでに必要なスキルを支援しています。人財育成の一環として、課後等デイサービスで働く職員の方にSmart Boardingをご活用いただいています。今回は取締役である佐々木様と、現場責任者として活躍されている廣瀬様にお話を伺いました!

この事例のポイント

  • 年齢・経験の異なる”個人の集団”から”自走できるチーム”を目指して

    2021年頃、福祉事業にICT導入の動きが広がり、その補助金を活用し1人1台のiPadを購入しました。 年齢や経験が異なる「個人の集団」から、一人ひとりが自ら考え行動できる「自走できるチーム」をつくりたいという想いから、 e-ラーニングを活用した人材育成に力を入れることを決めました。 「自走できるチーム」を作っていくために、まずは社会ルール・ビジネスマナーとスキルを学べる環境があるSmart Boradingの導入を決めました。

  • 社内全員でインプット~アウトプットできる研修&社外の参加者から刺激をもらう実践トレーニング、2軸で活用!

    全職員が月2時間は必須で、①全員で一緒にインプット➡ケーススタディを通してアウトプットをする研修、②社外の方と一緒に受講することで刺激になっている実践トレーニングの2軸で活用しています。

  • 専任のカスタマーサクセスと二人三脚で取り組み、若手メンバーの成長だけでなく職員の変化も実感!

    「今日参加したらこんな考えの人がいました」と実践トレーニングに参加したメンバーが話してくれたり、電話の受け答えでは「そういえば3コールで出るんだった」と学び直す様子を見ながら、職員の変化を感じています。また専任のカスタマーサクセスの方と二人三脚で、準備~作成~改善を行うことで、Smart Boardingを担当している若手メンバーの成長も感じています。

Smart Boardingなら社員教育の課題を解決できます!

利用者の声

年齢・経験の異なる”個人の集団”から”自走できるチーム”を目指して

― Smart Boardingを導入された当時、抱えていた課題やきっかけを教えてください。

佐々木様

導入したきっかけは2021年頃、福祉事業にICTを導入しようという動きが日本全国で起きたことです。この補助金を利用1人1台のiPadを購入しました。このiPadを活用して今までできなかったことをしようと考え、話し合いました。

その結果、e-ラーニングを活用した人材育成をしようと決めました。弊社は年齢や経験が異なるメンバーが集まっている、いわば「個人の集団」です。またこの放課後等デイサービスという事業もまだ世に出始めたばかりの新しい事業体で、経験のある人も少ないです。ですので自分で考え動くというより、指示されたからやるという受け身のメンバーも少なくありませんでした。

しかし将来的に、自走するメンバーが増える組織にしたいと考えていました。「一人ひとりが自分で考え、行動できる意思のあるチーム」をつくっていきたい。そして、そのために必要なのは職員が学ぶことのできる環境であり、会社として共通の意識づくりをしていくことだと思いました。

そこで、どのような方法があるのか調べていく中で、FCEさんの Smart Boarding を見つけたのですよね。

― 数あるサービスの中で、Smart Boardingをお選び頂いた理由を教えてください。

佐々木様

そうですね。1番は営業担当の方が素晴らしかったのです。もちろん他企業さんも3社ぐらい見て、各担当者とビデオ面談をしました。サービス自体も見ていましたが、そこで働いている人も大切だと私は思っていました。FCEさんの聞く力は本当にピカイチで、かつ的確な提案を熱心にいただき、Smart Boarding に決めました。

また『7つの習慣』の研修や動画コンテンツを扱っているように、人財育成におけるノウハウがしっかりあることも良いと思いました。どうしても僕のような昭和世代は根性や気合いでどうにかしようと思ってしまう部分があります。しかし、重要なのは”どのように考えて、どのような視点をもつべきか”という具体的な方法=ノウハウだと思います。しっかりノウハウを学べる環境が整っていると感じました。 

もちろんe-ラーニングを使うのは初めてだったので不安はありましたが、導入前に営業担当の方と何度も面談をしました。導入の目的やスケジュール感などもしっかりと話し合いましたね   

社内全員でインプット~アウトプットできる研修+社外の参加者と実践トレーニングで刺激を貰う、2軸で活用!

佐々木様

全職員が月2時間は必須で活用しています。①1時間は全員集まる研修で、②もう1時間はオンラインで受講する実践トレーニングの受講です。 

職員全員が集まる時間を設け、一緒にインプットをしてその場でケーススタディを通してアウトプットをする方法で活用しました。一番最初のテーマは、挨拶や電話の受け答えなど基本的なビジネスマナー・コミュニケーションでした。笑顔を作る練習やケーススタディなど実践を交えて行うことで、皆さん楽しんで参加してくれました。基礎的な内容に加え、PDCAやマネジメントなどの中堅社員向けのコンテンツについてもチャレンジをしました。 

実践トレーニングというオンライン・対面で他社の方と一緒に参加するレッスンにも、月1時間必ず参加してもらっています。人財育成のプロからトレーニングを受けられるだけでなく、社外の方と一緒に受講することで刺激になっています。

― 活用していく中で苦戦したり、難しいと感じた部分はありますか?

廣瀬様

いくつかありますが、ここでは3つ紹介させてください。

1番難しかったのは普遍的な内容を、放課後等デイサービスという障がいのある子どもたちと関わる業務に落とし込んで考えていくことでした。研修中に使う資料や台本は私が作るのですが、「自分の業務に置き換えて考えてもらう」ことを大切にしています。やはり知識だけインプットしても、自分の日ごろの業務に結びついていないと実践にはつながりません。

例えば、「PDCA」のコンテンツを考えた時は、PLAN(計画)を立てるときは、児童の支援のPLANを立てるというところに置き換えられないか模索しました。「指示受け・報告・相談」のコンテンツでは、保護者とやり取りをしている連絡帳で置き換えられないか、期待水準を確認することは大事ですよね、と話したりしましたね。

インプットしてほしい内容を実際の業務に置き換えながら、自ら考えてもらえる研修を実施しています。 私一人ではどう落とし込んでいけばよいかわからない時は、専任のカスタマーサクセスの方と相談しながら進めていました。もちろん私自身が何度も Smart Boardingの動画を見返したり、実際研修後のメンバーの反応やフィードバックから、日々改善を続けています!

― 限られた時間の中で、どのように職員の方の時間を取っていますか?

廣瀬様

放課後等デイサービスは午後からなので、基本的に研修は午前中の時間を使うようにしていますただ職員によっては難しいもあるので、一人ひとり仕事の内容やスケジュールと合わせて日程調整しています。月ごとに繁忙期などもあるため、月2時間をそのは3時間など、柔軟に変更していますね。

専任のカスタマーサクセスと二人三脚で取り組み、若手メンバーの成長だけでなく職員の変化も実感!

― Smart Boardingを活用して感じる効果はありますか?

廣瀬様

1番は職員の変化を感じます。特に実践トレーニングは評判が良く、「今日参加したらこんな考えの人がいました」と話してくれます。普段関わらない異業種の方と関わることは刺激になっているのだと感じます全員で行う研修でも、電話の受け答えでは「そういえば3コールで出るんだった」など、楽しみながら学び直す機会になっています。 

佐々木様

メンバーが実践トレーニングに参加している様子を見ていると、普段なかなか見られない笑顔とか話し方を知れるんですよね。私自身「こんな一面があったんだ」と気づかされます。

私が感じている効果は、今目の前にいる廣瀬の成長です。SmartBoardingを導入し、彼を担当にしてからずっと驚かされています。カスタマーサクセスの担当者と協力しながら、資料作成や台本の作成といった新たなスキルを身につけていて、新しい才能を発揮してくれています。そう考えると次世代リーダー育成にもつながっていますね。

― カスタマーサクセスのサポートをどのように利用していますか?

廣瀬様

時系列でお話すると、最初に「どんな方法で・どんな頻度で・どんな内容」で教育していくのか、大枠を一緒に決めました。そこから、毎月の研修で「どのような資料や言い回しでやるのか」をオンライン面談で一緒に設計していきました。カスタマーサクセスの担当者からわかりやすくまとまった資料をいただいて、その内容を僕がケーススタディなど入れて渡す資料にします。また研修で使う台本も言い回しがこれで良いかなど、一緒に考えていましたね。

もちろん僕は人財育成についてはゼロからのスタートだったので、わからないことはとにかく聞いて、一緒に議論して決めていました。カスタマーサクセスと営業の方の心が私たちに向いていることをすごく感じますし、その姿勢に毎回感謝の気持ちでいっぱいです。

佐々木様

本当に廣瀬の言う通りで、FCEさんがしっかり私たちの会社の教育を考えてくれるので、安心して任せられるですよ。 

一人ひとりに合わせた教育プログラムを構築していきたい

― 今後、どのようにSmart Boardingを活用していきたいですか?

佐々木様

今までは皆で同じ内容を学ぶ時間が多かったのですが、今後は「個々に合わせたトレーニング」をしていきたいと考えています。まずはSmartBoardingでテストを受けてもらい、テスト結果に合わせて、個人が足りないスキルや能力を育成していきたいです。学習するスピードや受け取り方は人それぞれ違うので、一人ひとり合わせた学び方ができる環境を作っていきたいです。 

また仕事という括りだけでなく、人生の中で活かしていってほしいですね。今学んでもらっているスキル・考え方は、どの分野でも役立つ内容です。学んだ内容を多くの場面で応用いただき、メンバーそれぞれが自分自身の成長につなげたり、人生の糧にしてほしいなと思っています。 

廣瀬様

個人に合わせたトレーニング以外にも、管理画面の活用、自社コンテンツの作成・配信、アプリの活用を進めてきたいですね。 

管理画面を活用し、フィードバックを即座に受ける仕組みを整えることで、双方向で教育をすることができます。また企業理念など、自社に合わせた動画のコンテンツを拡充していきたいですね。加えてアプリもまだまだ使えていないので、アプリ利用度も上げていきたいです。

 

―貴重なお話、ありがとうございました!

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